【SUMO利用ガイド2】インストール編

交通シミュレーションソフト SUMO(Simulation of Urban MObility) を使ってみたい!
でも「どこからダウンロードすればいいの?」「どのファイルを選べばいいの?」と悩む方も多いと思います。

ここでは 公式ホームページからインストールする手順 を、超初心者の方にも分かりやすく解説します。


1. 公式ダウンロードページにアクセス

SUMOは Eclipse財団とドイツ航空宇宙センター(DLR) が管理しているオープンソースソフトです。

👉 SUMO公式ダウンロードページ

ここがもっとも一般的で、安全に最新版を入手できる場所です。


2. 最新バージョンを確認

ページを開くと、中央に「Current Release(最新安定版)」が表示されています。

例:Current Release: SUMO 1.20.0

この番号が「いま一番新しいSUMOのバージョン」です。まずはこれをチェックしましょう。


3. 自分のOSに合ったファイルを選ぶ

ダウンロード欄には複数のファイルが並んでいます。
初心者におすすめなのは Windows用の「MSIインストーラー」 です。

✅ Windowsの場合

  • おすすめsumo-win64-1.20.0.msi
    (64bit環境ならこれをクリック!あとは画面の案内に従って進めるだけ)
  • 上級者向け → sumo-win64-1.20.0.zip
    (自分で解凍してPATHを設定したい人向け。慣れていない方には不向き)

※下に64-bit installer with all extrasという上級者モデルもありますが、これは外部の地図データを扱いたい/高度な可視化もやりたい人向けなので、ここでは通常バージョンで大丈夫です。

✅ Mac / Linuxの場合

  • MacやLinux用のバイナリやソースコードも同じ場所から入手できます。
  • UbuntuなどLinuxでは、パッケージマネージャ(aptやbrew)経由でのインストールも可能です。

4. ダウンロードとインストール

  1. sumo-win64-1.20.0.msi をクリックすると、SourceForgeのページに移動します。
  2. 数秒後に自動的にダウンロードが始まります。
    (始まらないときは「direct link」をクリックしてください)
  3. ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、画面の指示に従ってインストールを完了。

5. インストール後の確認

  • Windowsならスタートメニューに「SUMO」や「NetEdit」が追加されます。
  • 試しに「sumo-gui」を起動すると、シミュレーション用の画面が立ち上がれば成功です!

まとめ

  • ダウンロードは必ず公式HPから → 安全で最新バージョンが入手可能
  • 初心者は「MSIインストーラー」を選ぶのがおすすめ → クリックするだけで完了
  • インストール後は「sumo-gui」や「NetEdit」を起動して遊んでみよう!

これで準備は完了です。次は「NetEdit」を使って、実際に道路ネットワークを作ってみましょう。

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